鬼餅の日(万年ダイエッターsiro)
今日は旧暦で
12月8日なんですよ。
そう、
鬼餅(うにむーちー)の日なんです
月桃(サンニン)の葉に包みこんで蒸すこのお餅は、とてもいい香りですよ~
我がsiro家でも毎年作っておりますが、
ハチむーちーを迎える甥っこがいたので200~300個作られました!!
(1月5日に仕事を終えに帰ったら、びっしりむーちーが作られてました。
…はい、siroは今年は作ってないですねー。食べる担当でございますのよ笑)
↑これは
黒糖味のむーちー。
ほんのりした甘さが、とっても美味しいさ~
↑人気がある
紅芋味むーちーは、味見と称して皆がつまみ食いしまくり(^^;
もう一種の味は、少なくて写真撮るまえに無くなってました。
マッシュポテトを小量まぜたsiro(白)むーちーだったのに残念
さてさて、続きではちょっと調べてみました
鬼餅の由来を…
大里村に伝わる民話なんだそうです
昔・首里金城に兄と妹がいました。
しかし兄は大里村に移り住んでから、
大里ウナー(大里鬼)呼ばれる鬼になってしまったのです。
妹が真相を確かめようと兄のもとへ訪れると、噂どおり兄が鬼に変わった姿を見てしまいます。
「妹か、よく来たな。どうだ、一緒に肉でも食べないか」
話しかける兄の口は裂け、牙はむき出し、赤黒い毛に覆われた全身に光る目。
妹は怖くなって、兄のもとから逃げ出しました。
数日後、兄は逃げられた恨みを晴らそうと、首里に住む妹のもとへ訪れました。
「兄さん、先日はごめんなさい。お詫びに餅をいっぱい作って待っていました。
天気もいいし、良かったら外で食べましょうよ」
実は妹は、「兄とはいえ鬼として人に害をなすものを野放しにはしておけない」と
鬼となった兄を退治する決心をしていたのです。
そして鬼兄(鬼嫁じゃないよー笑)に食べさせようと、鉄入りの餅を作って準備し、
鬼兄が来るのを待っていたのです。
言葉巧みに崖の上に兄鬼を誘い出し、鉄餅を食べさせて、
うまいこと崖から落として退治することに成功しました。
この日が旧暦12月8日だったので、その日を
厄払いの日として、
鬼餅(うにむーちー)を作って食べるようになったと言われています
ちなみに転落死した首里金城の崖の近くに、
鬼の角を葬ったとされる「ホーハイ御嶽(ホーハイウタキ)」が実在しますよ。
鬼餅伝説の拝み所として知られています。
(御嶽(ウタキ)=拝所のことです)
地域によって伝わり方が若干違うのですが、絵本にもなっているほど
有名なお話…らしい(^^;
だって、絵本の実物は見たことないんだよー
誰か持ってたら、貸してくださいm(--)m
なお、あえて話の内容を書いてない部分もあります。
それは…ちょっと言えないんだな~(^^;
興味があれば、調べて見てくださいね♪
関連記事